床の手入れ
◇白木の床
白木の床掃除は乾拭きが原則です。
どうしても汚れのひどい時は堅くしぼった雑巾で拭き、すぐに乾いた布で拭きなおしましょう。
つやだしには米ぬかを布袋かふきんに包んで使いましょう。あとで乾拭きを忘れずにね。
◇ニスの床
普段は堅くしぼった雑巾で汚れを落とし、さらに乾いた雑巾で水分をふき取ります。
つやだしには、ワックスの他に紅茶の茶殻を使うのもお勧め。
紅茶の茶殻を捨てずに取っておき、掃除前に鍋で沸騰させ、冷ましてからバケツに茶殻を漉して入れる。
あとは雑巾を使って拭くだけでOK。
◇ニスの床のしみを取るには
熱いもの、水気のものなどがついてニスの色が部分的に白く変色したときは
アルコールと水を半々にしたものを布か脱脂綿に含ませ、静かにぼかすように軽くたたきます。
あとは柔らかい布でふき取る。
畳
◇普段の掃除は
お湯に酢をたらしてひたし、固くしぼった雑巾で畳の目にそって拭く。
必ずよく晴れた日にしてくださいね。
◇畳焼けした畳には
畳焼けした畳にはかんきつ類の皮を畳焼けした畳の拭き掃除には、みかんの皮。
夏みかんなどの皮を煮立てて、その煮汁で絞った雑巾で拭くとみちがえます。
漂白剤を使うより、手や体にも優しいですね。
◇畳についた家具の跡
家具を長い間置いてできた畳のへこみは、まずその部分に霧を吹き、ぬれタオルをあててアイロンをかける。
へこみが少し直り、気にならなくなります。
※畳は乾くのに時間がかかるので、よく晴れた日にすること
◇畳の焼け焦げ
タバコなどでうっかり畳に焼け焦げを作ってしまうと結構目立つもの。
薄い焼け焦げならオキシドールをガーゼに含ませてたたくように拭くといくらか目立たなくなる。
◇畳にインクをこぼしたら
畳にしみ込まないうちに処理をするのがポイント。
こぼしたインクの上に塩を盛って塩がインクを吸い取るのを待つ。
その塩を掃除機で吸い取り、そのあと牛乳を数滴たらし雑巾で何度もこするとほとんど目立たなくなる。
◇畳に小麦粉をこぼしたら
畳の目に深く入り込んでしまうとなかなか取れにくいものですね。
そんな時は塩を目地に埋まった粉の上にまき、トントンと軽く叩いてから掃除機で吸い取ります。
2、3度これを繰り返す。
◇畳にカビが・・・という時は
冬場や梅雨の季節、特に新しい畳は湿気やすいですよね。そんな時もお酢が大活躍。
漂白剤を使うより手にもやさしいし、きれいになリます。
@酢と水を1:1で混ぜる。
A歯ブラシに@をつけ、畳の目にそって手早くカビをこすり取る。
*ゆっくりだと畳が水を吸い込んでしまうから気をつけて。
B硬くしぼった雑巾で水気をふく。
Cドライヤーでしっかり乾かす。畳の乾きが悪いときは布団乾燥機を使っても…
カーペットの手入れ
◇家具の跡がカーペットについたら
【純毛のカーペット】―毛足の短いもの
まんべんなく霧吹きをかけて湿らせ、ブラシで毛をおこすようになでつけながらドライヤーで乾かす。
【純毛のカーペット】―毛足の長いもの
そのまま毛をブラシでおこす。
【化繊のカーペット】
洗濯のりを10倍に薄めて、トントン叩くようにして跡に塗りつけてから
ブラシで毛をおこすようにしながらヘア―ドライヤーで乾かす。
◇カーペットの奥の取れにくいゴミ
髪の毛や糸くずなどはなかなか取れにくいもの。ゴム手袋をはめてカーペットをこするだけでよく取れる。
粉のような細かいチリは塩をまいてから掃除機をかけると効率よくとることができる。
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